未亡人という聞きなれない言葉
私は若い未婚の女性です。
周りでも結婚する人が増え始めましたが、夫を亡くした人はまだ身近にいません。
未亡人のイメージ。
まず未亡人という言葉から悲しい響きです。トン、と押したら倒れちゃいそう。
未亡人、という曲を作曲するならばまず、マイナー(暗い響き)だと思います。
中間部で一瞬明るくなるけれど、やっぱり暗闇を歩いている。
未亡人、の絵を書くとしたら、30〜40代の伏せ目がちな美しい女性が描かれそうです。
微笑みを浮かべていても心は曇っていそう。
灯がついているのになぜだか暗い雰囲気が漂う部屋じゃないかな。
未亡人は儚いけれど実は強い、最も身近である夫の死を経験していて。でも心は遠くに置き去り。
勝手な想像ですが、そんな絵である気がします。
りっつんさんのブログで「未亡人という言葉を使うことを避けていた」と書いてありました。
未亡人でなくても、仮に自分が未亡人になったらそうカテゴライズをする・されるということは嫌だと思いました。
この言葉の響きからもう生まれるデメリットが多いのだと思います。
しかし、あえてその言葉を使い、言葉の力を使うことによって、多くの人の目にとまる記事にしたということです。
大切な人、がいたら読んでみて
冒頭にもある通り、私は未婚です。
まず夫がいません。
でもりっつんさんのブログは深く深く私の胸に刺さりました。
涙が止まらないのです。
それは私が大切な人の死を恐れているからだと思われます。
もしかすると依存しているのかもしれません。
自分、もしくは相手との早い別れを考えたことはありませんか。
例えば持病を持っている人や年齢差がある人と付き合ったことがある方。
死別が早いタイミングでやってくるのではないかということを恐れたことはありませんか。
起きてないことを心配したり考えても仕方ないことだとわかっているのです。
しかしこの幸せが一瞬で消えてしまったらどうしようと思うのです。
そして、そのあとの自分がダメになってしまうのではないかと思います。
大切な人を失いたくない。
失ったらどうしよう。
そんな考えに陥ったとしたら、またりっつんブログを読みます。
りっつんブログを読むと勇気が湧いてくる
大切な人である夫を亡くしたりっつんさん。
2人の子供を育て上げたりっつんさん。
りっつんブログを読むと一人の生活を楽しむりっつんさんの姿があります。
きっと想像を絶するくらいの悲しみや将来への不安があったと思います。
でも未亡人のりっつんさんは、明るく楽しげで幸せそうです。
大丈夫大丈夫、と励ましてくれます。
大切な人をもっと大切にしたくなりました。
そして自分も大切にしたいと思いました。
恋愛に依存しているのではないか、と思うことがあります。
この人がいなかったら生きていけない、ずっと健康でいてほしい。
そう思う相手がある日突然いなくなったら。
会えなくなったら、辛いことです。
でも、生きていけるかもしれない。
自分も相手も大切にして今の幸せを大切にしようと思います。
素敵なブログを読んで、前向きな気持ちになりました。
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