過去の色恋〜
アプリで出会った「疲れた」人
「疲れた」人、と書いたのは、
彼がよく「疲れた」と言っていたことが印象的だったからです。
一番言っていた言葉かもしれません。
メッセージでも電話でも。
かわいそうに。。。
いつも疲れていた、前にお付き合いのあった方の話を書きます。
その人とは某アプリで出会いました。
アプリ。
私たち世代ではアプリ婚の人も珍しくない。
アプリで出会うことは身近です。
子供の頃は「出会い系サイトに注意」「繁華街に注意」など教えられてきました。
特に夏休み前とか春休み前とかの長期休みに入る前に教わりがち。
(冬休み前はお年玉の使い方に注意と言われる)
教え虚しく、成長した私は出会い目的のアプリは好きだし、繁華街も好き・・・。
大人だからいいのか!子供だからダメだったのか(今知る)
て言っても、
出会えるのはほんの一部の人でしょ、
いい出会いなんてないだろう、
ましてやお付き合いなんて・・・と思いながら初めてのアプリをダウンロード。
周りでやっている人がたくさんいたので特に抵抗感はありませんでした。
そしてそのアプリで出会ったのがAくんでした。
メッセージのやり取りに疲弊した
アプリでは年齢や趣味、居住地などの自分の求める条件に合った相手を探すことができます。
出てきた方たちのプロフィールを見て、いいかも、と思ったら「いいね」ボタンを押します。
お互いにいいねを押し合う(=マッチング)とメッセージのやり取りができるようになります。
アプリ側には身分証を登録しますが、名前や写真を出す必要は無し。
「マッチングありがとうございます」と言うようなメッセージから会話スタート。
始めて思ったこと。
コミュニケーションスキル、忍耐力が求めらる・・・!
疲弊しました。
飽き始めたのはアプリをダウンロードして二日目。早い!
見知らぬ相手にメッセージを返す気力はありません。
ましてや顔とプロフィールから興味が湧いてくることもなく、質問する気もありません。
しっかりしろ、自分!
みんなこれを乗り越えて付き合っているのだ、そう言い聞かせてきました。
アプリでは最初にプロフィールを登録します。そこに写真やら趣味やら職業やらを選択する必要があります。
私は顔を出していませんでした。職業的にも笑。
プロフィールの自由記述の欄では図々しくも「こんな人と付き合いたい」という希望のみしか書いていませんでした。
(多分本当はたくさん書いた方が丁寧だし好印象なはず)
年齢も年収も同じのAがいいねをくれたので私もいいねを返しマッチング。
私がいいねを押した理由はただ一つ。そしてもしかすると最低な理由かもしれません。
・・・
前に好きだった人の顔に似ていたから笑・・・・
太い眉毛とつぶらな瞳が似ていたのです。
それでめでたくマッチング。
少しメッセージをやり取りしましたが、あまり弾まず。
ある時深夜に連絡を返したら、ちょうど仕事終わりだったようで電話をすることに。
電話で3時間話して楽しかったので次の日も3時間話しました。
そしてその次の日に会いました。
笑顔で迎えてくれ、焼肉を食べに行きました。
店内のビールの広告を見て、焼肉にビール、最高だなと思いました。
しかし・・・彼は涼しい顔で甘いカクテルを頼んでいました。
オーマイガー!!!!!!!
私は彼に怯まず、ビールをオーダー。
続く
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