母と過ごした金曜の夜

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金曜の夜

昨日、インディージョーンズを観ました。

近頃、映画離れしていましたが、この作品を観てやっぱり映画っていいなと思い直しました。

バタバタ人が倒れていくのを観て恐怖に慄きましたが、、、。

やはり面白い。

テーマソングが流れたら勝利がみえるので、安心します。

映画音楽も素晴らしい!

ドラマや映画は、いつもスマホやパソコンで1人で観ることが多いのですが、今回は珍しく母と一緒に観ました。

母はインディージョーンズが大好きです。

テレビの前でニコニコしながら観ています。

映画を観る顔は子どものよう。

映画を観ているウキウキ顔の母がとても好きです。

水曜日がお気に入り。

社会人になってから金曜日が1番好き。

金曜日、というか、金曜日の夜、というのが正確なところでしょうか。

もちろん金曜の仕事後、から。

夜は友人や恋人とゆっくり過ごします。

次の日もおやすみ、その次の日もおやすみ。

安心感に包まれて、リラックスできるのが金曜日の夜。

月曜日の朝から「早く金曜日にならないかなー」と思います。

華金だいすきな私ですが、かつては水曜日がI番のお気に入りでした。

週の真ん中なのに。

それは母に関係しています。

母は明るくおおらかで優しい性格です。

私が幼い頃から忙しい母。

母はお教室の運営をしていました。

幼稚園のお迎えはいつもおばあちゃん。

おばあちゃんは、同居している父方のおばあちゃんです。

商売人らしいさっぱりとした性格のおばあちゃん。頼もしくて好きでした。

お母さんは仕事で忙しいから、お迎えに来れないのは仕方ない。

そう思いながらも、お母さんに来てほしくてたまりませんでした。

週の中でたったI日。母が仕事を入れない日がありました。

それが水曜日。

水曜日は母が幼稚園のお迎えに来てくれます。

手を繋ぎながら一緒に帰ってくれるのです。

水曜日が1番好きでした。

子供の頃の私にとって母は完璧なお母さんでした。

結婚してよかった?

私が思うに、母は活動的で情熱を燃やして生きるタイプ。

でも結婚して家庭に入り、生活が大きく変わった、と。

母が本当はやりたいことがたくさんあると思います。

それをたくさん諦めてきたのだろう、とも思います。

直接聞いたわけではありませんが^_^

そんな母に最近、そもそも結婚してよかったか?と尋ねました。

結婚離れしている若者たちのニュースがやっていたので、側にいた母に聞いてみたのです。

すると、母はすぐに「良かったよ」と言いました。

理由としては、子どもが生まれて子育てというかけがえのない経験ができたから、だそう。

ふうん。

子育てって、大変だとかキャリアが台無しだとかマイナスなイメージを強くもっていたのですが、私の母にとっては最高の経験だったそうです。

ふうん。

私は、母にとって家庭は窮屈で結婚前のように羽ばたくことを密かに願っているんじゃないか、と思っていました。

ふうん。

私の親にしてはできすぎた人な気がします。

大人になり、最近母に対して、不満が募ることもありました。

しかし、それがあってちょうどいいくらいかもしれない。

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